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みえない鎖

第20章 翻弄と暴露

円やかな膨らみの頂きを、指の腹がくりくりと刺激する。
たかがそれだけの事なのに。

「・・ゃっ、ぁあっ」

鋭敏な刺激となって、全身を覆う。

「いつもより、反応イイ」

そうさせてるの、アキだっ・・てば。

「早く言わねえと、どうしよーか?」

耳に届く声はずっと楽しげだけど、何か・・・そろそろまた企んでいそうで、

今から何が起こるのか・・・ドキドキする。

手を拘束され、目が見えない以上、アキに委ねるしかない私。

・・・それがイヤじゃないって・・・って事は、すっごく順応しちゃってる・・・?

それにもう元彼の事なんて、今はどうでもいいと思ってる。それどころじゃないってのが今の本音。

ゆっくり肌の上を滑るアキの指。焦らされてる様な気がする。

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