
みえない鎖
第33章 エピローグ
部屋は明るく、日差しが部屋を覆う。朝、の筈なのに・・・身体が重い。
目を開くけど、身体が思うように動かない気がする。寝ていたはずなのに、疲れが全く取れていない。
そして、隣にアキはいなかった。
重い身体をようやく起こしベッドの上に足を折り座ると、情事の名残である液体が流れ出たのが解る。
何とか振り切るように頭を振ってみるけど、効果はなさそう。
足を折り曲げた時に気付いたけど、鎖は外されている。あのままでも困るなあ・・・なんてぼんやり思ってたから、少しホッとしたりして。
目の前にある鏡の映る私の姿は、キャミソール一つも纏わず、裸体を曝け出したまま、情事の跡が色濃く残っている。
見える範囲のキスマークの数が尋常じゃない・・・いちいち数える気はないけど。
「だる・・・」
ポスンッと身体を後ろに倒し、再び天井と向き合う羽目になる。起きようかと思ったけど、身体がだるくて面倒。
「シャワーぐらいはしたいけど・・・」
はっきり言って寝足りない。だって・・・。
目を開くけど、身体が思うように動かない気がする。寝ていたはずなのに、疲れが全く取れていない。
そして、隣にアキはいなかった。
重い身体をようやく起こしベッドの上に足を折り座ると、情事の名残である液体が流れ出たのが解る。
何とか振り切るように頭を振ってみるけど、効果はなさそう。
足を折り曲げた時に気付いたけど、鎖は外されている。あのままでも困るなあ・・・なんてぼんやり思ってたから、少しホッとしたりして。
目の前にある鏡の映る私の姿は、キャミソール一つも纏わず、裸体を曝け出したまま、情事の跡が色濃く残っている。
見える範囲のキスマークの数が尋常じゃない・・・いちいち数える気はないけど。
「だる・・・」
ポスンッと身体を後ろに倒し、再び天井と向き合う羽目になる。起きようかと思ったけど、身体がだるくて面倒。
「シャワーぐらいはしたいけど・・・」
はっきり言って寝足りない。だって・・・。
