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みえない鎖

第8章 “アキ”という名の毒

アキはささっと上半身だけ自分で脱いだけど、私は何故かパンティだけ脱がされず、

ほぼ裸の状態でそのまま強引にダブルベッドに押し倒される。

「ねえ、シャワー・・・」

浴びたい、という言葉を言う前に、言葉が唇で塞がれる。

「・・・・ぅんっ、んっ、はぁっ・・」

待ちわびていなかった、といえば嘘になる。

でもこのまま流されていいのかといえば、ダメだと思う・・・けど。

葛藤する理性とは裏腹に、1度受け入れた身体は、すんなりとアキを受け入れ・・・

・・・違う。
甘いキスに身も心も簡単に酔う。
考えていた事が、どうでも良くなる。

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