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みえない鎖

第7章 布石

アキは私を喜ばせるのが上手い。それで一喜一憂しちゃうから。

アキのモノ、という言葉にすっかり反応しちゃって、嬉しくなっている間に、

部屋の窓にはカーテンがしっかり覆っていて、証明も良い具合に暗くなっていて、

アキは準備万端とばかりに私の服を再度脱がしにかかっている。

「は、恥ずかしいから」

「今からもっと恥ずかしい事するのに?」

いちいち言わなくていい事を言う。

「俺がそろそろ我慢できねぇの。抱かせろよ」

直接的な言葉に、1週間以上前の抱かれた事を思い出した。

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