みえない鎖
第10章 一歩
未だ何となくふわふわしたまどろみの中。
隣には心地良い暖かさが巻きついてて、全身を優しい肌触りのシーツが覆っている。
辺りが明るいな・・・。
ん?
一気に目が覚めると、そこは広いスイートの部屋。日差しが窓から柔らかく入って、既に明るい。
密着しているアキの方見ると、ラブホテルで目が覚めた時と同様、上半身裸で、私にまとわりついて寝ている。
というか、足も上手く絡まってるけど・・・お互い生足の感触・・・。
アキ、も・・・着てない?
お互い裸かも・・・と自覚した途端、一気に顔が赤らむのが解る。
と、とりあえず、何か着なきゃ。
もぞもぞと絡まってるアキから逃れようと身体を動かすけど、全身に絡みついているアキを引きはがすのは中々難しい。
「・・・逃がすかよ」
逃げようとしていた私に気が付いたアキは、私の身体に絡めていた両腕を絡め直し、
そのまま唇を合わせる。
隣には心地良い暖かさが巻きついてて、全身を優しい肌触りのシーツが覆っている。
辺りが明るいな・・・。
ん?
一気に目が覚めると、そこは広いスイートの部屋。日差しが窓から柔らかく入って、既に明るい。
密着しているアキの方見ると、ラブホテルで目が覚めた時と同様、上半身裸で、私にまとわりついて寝ている。
というか、足も上手く絡まってるけど・・・お互い生足の感触・・・。
アキ、も・・・着てない?
お互い裸かも・・・と自覚した途端、一気に顔が赤らむのが解る。
と、とりあえず、何か着なきゃ。
もぞもぞと絡まってるアキから逃れようと身体を動かすけど、全身に絡みついているアキを引きはがすのは中々難しい。
「・・・逃がすかよ」
逃げようとしていた私に気が付いたアキは、私の身体に絡めていた両腕を絡め直し、
そのまま唇を合わせる。