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みえない鎖

第11章 素の相手

「俺は少し用があるから、選んで合流な。で、耳貸して」

耳をアキの方に寄せると。

「当然、透けてたりしてエロいのを選ぶよな?楽しみにしてる」

そういうと、手を繋いでいない方の手で、ぽんぽんと頭に触れて、離れていった。

透けててエロいのって・・・セクシーな下着?・・・って何色?

・・・じゃなくて!!

「着替えだって!」

思わず独り言が飛び出た。
思わず流されるところだった・・・。

店の中に入り、商品を見る。
普通の、普通の、とりあえず普通で可愛いの!!
って自己暗示かけながら。

絶対エロいのは選ばないっ!

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