テキストサイズ

これが高校生なの?

第4章  新たな出来事



「逃げよ!」


いきなり後藤先輩があたしの耳元で小さく言った。


「うんっ!」


とっさに自分も逃げたかったから『うん』って言っちゃった!でもいいよね?


「おっ、おいっ!!」


先生の声が後ろから聞こえたが気にせずに走った。


そのまま走り続けて近くのベンチにヘナヘナと座り込んだ。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ