
君がくれたぬくもり
第47章 Time Limit
そのままベッドに座ると、岳の右腕が陽菜の首に回る。
「わっ…なぁに?///」
「あ?何か文句あんのか。」
「ぅ……ううん///」
抱きしめてくれるのは嬉しいけど…
やっぱりいきなりされると緊張しちゃう///
付き合って結構立つのに慣れないなぁ。
「なぁ陽菜…俺のことどれくらい好き?」
「へ…///」
今日、やっぱり何かヘン…
なんていうか………
何だろうかこの感覚…
どこかで味わったことのあるような。
「い、いきなりどうしたの?」
「いや……なんつーか……
うん…やっぱ何でもねぇ。」
「え~なになに?」
「何でもねぇって。」
照れてしまったのか、
陽菜の背中にぴったりのくっつく岳の顔。
復縁してからの岳は甘えん坊だ。
そして入院してからもっと甘えん坊になった。
かわいいけどね。
