
君がくれたぬくもり
第47章 Time Limit
――――……
――――――……
「んっ……あっ…あっ…」
軋むベッドの上
激しく絡み合う。
岳はここ数週間で溜まった欲望が爆ぜたかのように、陽菜の中を激しく突いた。
「はぁ…はぁ…ッ岳ゥ……///」
「ん……陽菜……愛してる………っ…///」
「あぁぁっ……!///」
耳元で囁かれる甘い言葉と、かかる吐息に、まだ少しだけあった理性は完全に飛んだ。
そしてその瞬間、
身体が弓なりになり、ビクンビクンとリバウンドする。
イッてしまった…///
「…イッた?」
嬉しそうに見下ろす岳。
陽菜は肩で息をしながらコクッと頷いた。
身体は繋がったまま
岳は陽菜の呼吸が整うのを待つ。
「愛してる…とか…///
いきなり言うからびっくりした…///
最近の岳、甘えん坊だから調子狂っちゃうよ…」
「…誰が甘えん坊だって?」
「だから岳が…ってあぁ!」
不意に襲い掛かる快感。
岳の腰が動き出した。
…ほんとにこの人は怪我人なのでしょうか?
