
君がくれたぬくもり
第12章 月と狼
「ま…まだ7時だよ?!///
みんないるから…ぁッ//」
陽菜の胸の突起を岳が指で押し潰す。
陽菜の身体はビクンと跳ねた。
「……うん。だから声出すなって言ってるだろ…?」
ニヤリと笑う岳。
窓から見える満月の月明かりの逆光が、
クールな岳をよりセクシーに見せる。
「なんか……狼みたい。」
「あ…?」
思わず吹き出す陽菜を、岳はギロッと睨みつけてきた。
陽菜は月を指差す。
「満月見たら狼になるの?」
「……そうかもな…
いつもより陽菜がうまそうに見えるし…」
岳はそう言って陽菜の首に吸い付いた。
チュッ…と甘い音がする。
「んん……///」
待ちきれないのか、岳は素早く陽菜の服を器用に脱がしていく。
そして岳自身も着ていたTシャツを脱いだ。
岳の身体…初めて見た。
ぶ厚い胸板…
腹筋も割れててかっこいい…//
陽菜は岳の首に腕を回し、チュッと首にキスをした。
