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君がくれたぬくもり

第13章 りんご色





暑さによる寝苦しさで目が覚める。



外はもう明るくなりはじめていた。



ふと隣を見ると岳も暑いのかベッドから出て扇風機に当たっている。




「岳…」


「わり…起こしたか。」




岳は陽菜のそばにより頭を撫でた。



「ううん、暑い!!」


「あぁ…今クーラーつけた。」



岳はリモコンを手に持ちエアコンの設定温度を下げた。




「陽菜…そろそろ服着ろ。」


「あ、そうだね。」




岳に言われ、陽菜は服をかき集めた。



あれ?


ブラだけ見つからない…



確か脱がされた服はベッドの下に落ちてたはずなんだけど…



まぁいっか。


後で探そ。




「今何時?」


「五時半。」


「んじゃお風呂入ってくる。」



みんながいないうちに入らないと昨日のことでからかわれそうだし…///



絶対聞こえてたよね…



恥ずかしい///




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