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我輩は雀である
第1章 第一章〜女〜
「ふぅ…」と息を吐き、自室のベットに横たわる俺は
至って普通な高校一年生である。
俺は雀だ。鷹じゃない、鷹ほど攻めない。だからかもしれないが俺は童貞、俗に言うチェリーである。女子と付き合った事は二回程あるがすべて失敗に終わっている。
だからこそ思う。「そろそろ相手見つけねぇとやべぇな」。学校でも好きな子ができた。それはそれは可愛らしいまさに堀◯真紀のような顔立ちである。メールも何通かやり取りをしている。だが、部活動の関係でメール出来るのが7時半以降なのだか相手の睡眠時間を考慮しても2時間〜3時間と大分会話を成り立たせるのに時間が掛かってしまい本当に会話が出来ているのは一時間も持たないのである。かなしい、そして虚しい。
雀はその一時間さえも無駄にする。「今日どやった?」や「掃除めんどくさかったな(笑)」等で一時間終わらせてしまう。案外「今度の日曜遊ぼか?」とか打とうと思ったが学校でネタ扱いされてちゃっかり却下されると
雀のデリケートな心が傷ついてしまうので俺は和えて避けた。
至って普通な高校一年生である。
俺は雀だ。鷹じゃない、鷹ほど攻めない。だからかもしれないが俺は童貞、俗に言うチェリーである。女子と付き合った事は二回程あるがすべて失敗に終わっている。
だからこそ思う。「そろそろ相手見つけねぇとやべぇな」。学校でも好きな子ができた。それはそれは可愛らしいまさに堀◯真紀のような顔立ちである。メールも何通かやり取りをしている。だが、部活動の関係でメール出来るのが7時半以降なのだか相手の睡眠時間を考慮しても2時間〜3時間と大分会話を成り立たせるのに時間が掛かってしまい本当に会話が出来ているのは一時間も持たないのである。かなしい、そして虚しい。
雀はその一時間さえも無駄にする。「今日どやった?」や「掃除めんどくさかったな(笑)」等で一時間終わらせてしまう。案外「今度の日曜遊ぼか?」とか打とうと思ったが学校でネタ扱いされてちゃっかり却下されると
雀のデリケートな心が傷ついてしまうので俺は和えて避けた。
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