
キミと一緒に…
第1章 中学生!!
「おかーさーん、ごはーん!」
「やっときた。服選びに時間かけすぎよ。まったく…。うどんちょっとさめちゃったわよ。」
「だいじょーぶ。いただきまーす。」
「あ、そだ!亜美。拓真くん家行くときこれ持っていきなさい。」
「?にゃにこにぇ?(なにこれ?)」
「アップルパイ。お母さん朝から焼いたのぉ♪うまくできたから差し入れにでも♪」
「アップルパイ!?私の分もある?」
「あんたのはちゃんとおいてるわよ。それは拓真くん家のだから食べちゃダメよ。」
「わかってるよぉ。アップルパイかぁ。はやく食べたいなぁ♪」
私アップルパイが大好物なんだよね♪私のお母さんは専業主婦でいつも家にいる。だから料理とか家事が得意なの。最近はお菓子作りにハマってるらしい。ま、お菓子すきだから嬉しいけど♪
「ごちそーさまでしたっ!」
「はい。おそまつさま。」
「んじゃ、いってきます!!」
「いってらっしゃーい。」
私ん家と拓ちゃん家は隣どうし。歩いてなら約10秒、走ったら約5秒。だからすぐにつくんだよねー。
ピンポーン
「たーくーちゃんっ!!」
「あれ?亜美。早いな。まぁ、いいや。あがって。」
「おじゃましまーす。あ、そだ。はい、これ。お母さんが焼いたアップルパイ。差し入れにって!」
「へぇ、亜美ママのアップルパイかぁ。うまそうだな。亜美ママ料理うまいし。」
「えへへー、私も食べるの楽しみなんだ♪私は家に帰ってからのお楽しみ♪」
「そっか。とりあえず冷蔵庫いれてくるから先に俺の部屋行っといて。」
「あ、一緒に行くよ。拓ちゃんママにも挨拶したいしね。」
「わかった。こっち。」
