
キミと一緒に…
第1章 中学生!!
報告したいことかぁ。なんだろ。
「ただいまぁ。」
「お帰りなさい。お昼できてるわよ。」
「うん。着替えてから下におりる。」
「あら?どっかでかけるの?」
「あぁ…うん。ちょっと拓ちゃん家にね。」
「そ。とりあえず着替えてらっしゃい。」
「はぁーーい。」
トントントン
がちゃ
なんか…今日あらためて背がちっちゃいことを恨んだわ。前なんか“ちっちゃくてかわいいからって調子のんなよ。ぶりっ子。”なんて…。いやいや。私だって好きでちっちゃいんじゃないんですよ。てか、かわいいって思ってるじゃん。
「何きてこ…。」
こういうときって悩むよね。あんまり気合いいれすぎてもかえって変に思われるし、かといってほんとにいつもどうりのてきとーな服だと中学生になったのになんか成長してない気がして私がやだな…。
「うーん…ワンピースでいっか!さてと…ごはんたーべよっ!」
