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おまわりさんはドS

第2章 出会い

「はっはっ…はぁっ…」
元々運動が得意じゃない私は、すぐ息切れしてしまう。
走り疲れてヨロヨロと交番まで歩いていくと、
見慣れない人影があった。


かっこいい…けど誰?

この交番にはあの中年おまわりさんしか居ないはず。
新しい人かな?

その人は背が高く、アーモンド型のパッチリとした目に、高い鼻、カタチの良い唇を絶妙なバランスで
小さめの顔に収めた、綺麗な黒髪のイケメンだった。

そういえば、ちょっと入学式で見たあのイケメン先生に似てるような…?

思わずぽ~っと見とれていると、そのおまわりさんが
私に気づいたようで、私の方をチラリと見てきた。

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