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おまわりさんはドS

第2章 出会い

気がつくと、隼斗は、隼斗の唇は
離れてしまっていた。

隼斗は何事もなかったように
凛の手を握った。

手のひらを見ると、鍵があった。

「これ…鍵…あ、ありがとう…」

「…別に。もう落とすなよ。俺が面倒くさいんだよ。」

「ご、ごめん…なさい。じゃあ、」

「お、おう。じゃあな」

何か心に引っかかるものの、
それを気にしている余裕はなく、そそくさと
凛はその場を後にした。

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