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おまわりさんはドS

第3章 くされ縁?

朝の凛は忙しい。

ギリギリまで寝ていたいタイプの凛は、
朝の準備は手早く済ませる。

いつもは、髪の毛なんていじってる暇は無いからおろしているだけだか、なぜか今日は
丁寧にセットしたい気分だった。

普段しない編み込みカチューシャのヘアアレンジをして、薄くリップグロスも塗った。

時計を見ると
「あっ!ちょっとちょっともうこんな時間!
佑磨行っちゃうよ!」
毎朝佑磨と学校に行っている。家が隣同士なので、いつも佑磨が家の前で待っていてくれる。
高校生にもなって、今だに一緒に行くなんて、仲良すぎ…かなぁ?

「いってきまーす!」
「いってらっしゃい」

佑磨…まだいるかな…

ドキドキしながらローファーをひっかけ、かかとを踏まないようにしながらひょこひょこと歩く。

やっとの思いでドアを開けた。

「佑磨…?」

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