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Sカレっ

第14章 亜矢×久保




夜。
お風呂から部屋に帰ると、濡れた髪をタオルで乾かしながら江奈が口を開いた。


「この後、久保くんがここの部屋に来るって。大丈夫!!先生たち昼間のお酒でバタンキューだから、見回りはないってさ」


「…うん」


おそらく、気を使ってくれているのだろう。
久保くん、あたしのこと、気付いているのかな?

まだ、あたしが瀬川くんの事気になってるって。

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