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Sカレっ

第8章 やっぱり





「……江」

「あ、玉木さんたちだ!!おーいっ」



江奈は足をヒョコヒョコしながら早足で休憩場所へと行った。


あの時、俺は確かに江奈と沙耶華を重ねていた。

だが、俺は江奈が好きだ。

俺はまだ沙耶華を引きずっているのか…??




「…違う…江奈………俺は……」



1人森から出ない俺は、誰にも聞こえない声で呟いた。

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