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恋のかたち

第5章 新生活

ピザの宅配をとってくれた男
届くのは30分後・・

「あのー、今更なんですが・・」
「何だよ・・つか、それがいいの?」
指を指したのは、ラグの隅っこで正座している優愛自身
「・・お、・・お名前を・・」
「・・・」
「・・・」
両者無言・・男の顔をみた優愛
・・完全な呆れ顔で優愛をみてる男と視線がガチ合う
「東條 秋豊」(とうじょうあきと)
ブスッとした声で答えた
「東條さん・・」
「おいっ!」
「はいっっ」
座り直す優愛
「秋豊でいい。つか、なぁんにもきいてないわけ?」
はぁーっと長めのため息が男の口から洩れた

「はい・・」
沈んだ声で優愛も答えた

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