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初恋は永遠に

第10章 初カレ♪初カノ♪

告白された翌日。

朝玄関を出ると、けん君がいた。

『おはよう。どうしたの?』

『おはよ。お姫様のお迎えに参りました。』

けん君は私を、お姫様扱いする。

好きな男の子に、お姫様扱いされて、私はとっても嬉しかった。

『ありがとう。学校に行きましょう、王子っ・・・あっ』

いきなり手を引かれた。

目の前には、けん君の顔があった。

『けっけん君?ち、近い!』

『ごめんね。でもこうしたくて。』

ちゅっ………

触れるだけの優しいキス

『おはようのキスだよ。』


カァァァァ

私の体温だけが上昇した。

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