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初恋は永遠に

第15章 勘違い

――朝――


私と拓ちゃんは学校に行く支度をして、玄関をでた。

すると、そこにはけん君がいた。

ま『どうして……。』

け『まゆこそなんで、成瀬と家出てくんだよ!』

ま『それは……』

け『言い訳は良い!』

そう言って、けん君は私の腕をつかみ、学校とは逆の方向に歩いて行った。

歩いているあいだ、会話することも無く、ついたのはけん君の家だった。

靴を脱ぎ、階段を上がって、けん君の部屋らしきところに、入った。


けん君は電気をつけ、私をベットに座らせ押し倒し、まるで逃がさないとでもいうかのように、手をつかまれた。


ま『けんくっ……ん…あっ……はぁ…クチュ…』

(舌が入ってきた!怒ってるの?)

『…クチュクチュ……レロレロ…はぁはぁはぁ』


け『なんでなんで俺と別れようと思ったんだ!』
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