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まゆside

拓ちゃんと帰った私は、泣いていた理由を、話した。



拓真『そっか。まぁまだ、けんにも話聞かないとだけど。どうこの際俺と付き合わない？』

まゆ『なんで？』

拓真『本当に付き合うんじゃなくて、俺と付き合ってる振りをするんだ。それで、まゆの大切さをわからせるんだ！』

まゆ『でも…。それって、騙してるみたい……。』

拓真『いいの。理由はともあれ、まゆ以外の女に抱きつかれるなんて！お兄ちゃん許さん！』

まゆ『いつからお兄ちゃんになったの？拓にぃ？』

拓真『良いなその呼び方。萌える！』

まゆ『拓ちゃんが呼んでほしいときいつでも呼んであげる。』

拓ちゃんと話していると、嫌なことも忘れて、笑うことができた。