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健康診断

第21章 放課後の資料室

どうしよう…ほんとに見られてた…

『…どうすれば良いの?』


「まぁまぁ僕だってそんな悪い奴じゃないよ?」


そう言うと斗真君は一歩私に近づいてきた。


「僕と付き合ってくれないかな?」


『え?』


てっきりいやらしい事を求められるのかと思った。


「宮城さんがあいつ……あの先生の事好きでも構わない…でも僕だって……」


そこまで言うと彼は私から視線を背けた。


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