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あるがままに。

第2章 再会

私は、Kと暮らして幸せだった。

これまでの2度の結婚生活より、ずっと幸せだった。

私は、Kの援助で、教習所に通い始めた。

これから別な仕事に就くにしても、免許があった方がいいって事で。

免許は、一度取っていた。

だが、2度目のダンナが、免許更新のお金が勿体無い!

と、更新出来なかったのだ。

教習は順調に進み、仮免も取り、路上に出た時に 私のカラダに異変があった…

右腕と左足が動かない…

教習は何とか乗り切って帰って来た。

家に着いたら、歩けなくなった!

娘が 孫ちゃんを連れて来ると約束した2週間前だ…

私は入院してしまった。

入院中は、鬱病の薬もストップされ、私は焦りと情けなさで泣いていた…

脳には異常はなかった。

Kは回診に来た医師に、下剤で水のような便が出ていた事を話した。

結局、カリウム血漿による四肢麻痺 ということで、カリウム剤を飲んで、歩けるようになり、退院した。

娘と孫ちゃんが来る前日だった!

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