
お隣さんとの恋!?
第2章 合宿
くそー
あれは忘れたはずだったのに…。
「なぁ…修?」
「んあ?」
航はいつもより声のトーンを低くして言った。
どうしたんだ?
「お前はさぁ…寂しくねぇの?」
「何の話し?」
「いや、いっつも家1人だし…。最近おじさん、おばさん帰ってないだろ?」
「あぁ…まぁもう慣れた」
なんだそう言う事か…。
俺は別に寂しくなんかない。
家で1人なんてもう慣れっこだからさ…。
「寂しくなったら俺んとこ来い?」
「は?行かねぇし…」
「本気で言ってんだけど?」
「まぁ気がむいたらなぁ…」
寂しくなったら俺んとこ来い…かぁ。
航…心配してくれてんのかな?
まぁ気がむいたら行ってやるか!
