
お隣さんとの恋!?
第2章 合宿
夜が明け、俺たち1年は合宿に向かった。
行きのバスは俺が窓側に座り、航がその隣に座った。
「なぁなぁ…修太と航って本当に幼なじみなわけ?」
「ど、どういう意味だよ…」
「俺も思った!幼なじみって感じしないなーって」
俺らの後ろに座っていた佐々木双子兄弟が言った。
なんだよ…
幼なじみって感じしないって…。
「ほんとはさぁ…付き合ってたり?」
「は?あるわけないだろーが!」
「怪しいなぁ…」
双子の兄、龍がニヤニヤしながら見てくる。
その隣にも玖がいて、そいつもニヤニヤしてる。
