
お隣さんとの恋!?
第1章 幼なじみ
俺らが通う高校は家からはさほど遠くない。
全力で走ったお陰で、入学式には間に合った。
「ハァ…間に合った」
俺は膝に手をついて息を整えた。
久々に全力で走った。
あれ?
航がいねぇ…。
さっきまで隣にいたのに…。
「あいつ…どこ行った?」
俺は辺りを見渡した。
「修~!俺ら一緒のクラスだぜ!」
航は昇降口で俺に向かって大声で叫んでいた。
声でかっ…。
俺は航のところに行った。
「お前…いつの間に」
「あはは!修は体力ないねー」
「うっせーよ」
「んなことより教室行こうぜ!」
「おぉ…」
俺らは教室に向かった。
