
お隣さんとの恋!?
第1章 幼なじみ
航は「サンキュー」と言って自分の席に戻っていった。
ったく…。
人の答え写しやがって…。
まぁケーキ食べれるからいいか!
俺は単純だ…。
それからは担任が来て、入学式も無事終わった。
明日から普通に授業…。
ついてけるかな…。
そんな心配をしながら帰る準備をしていると、俺のとこに航がやってきた。
「よし!行くぞっ」
「は?どこに?」
「どこにって…お前、ケーキ食いたくねぇの?」
「今日おごってくれんの?」
「嫌なら真っ直ぐ家に…「レッツゴー!」
俺は航の言葉をよぎって、昇降口に向かった。
そして靴を履き替え、駅前のケーキ屋に向かって歩き出した。
