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命~タイセツサト、トウトサ~

第17章 第十七章【想い…】

~Minako~

あの日…お父さんと喧嘩し
家を飛び出して一人で5時間かけて
海岸に行った…



私は後悔した…行かなかったら良かった

美:「懐かしぃなこの海」

ここは家族全員で行った
最後の海

それにたんのうしてると

?:「だっ、誰ですか」

?:「僕?隆弘君の友達ニコッ」

向こうから人が話す声が聞こえた

?:「触らないで下さい!!」

?:「茉莉ちゃん…僕…」

?:「助けて…隆弘!!」

そのとき、私は思った
この人は孤独に落ちる… 
この後女の人の甘い声が聞こえたと思ったら
鈍い音が聞こえ声が聞こえなくなった
最後に…

?:「君を一生愛す…」

何て、いい言葉だろうと思った

そして足音が聞こえ去っていったので
私はその場所へ行った
衝撃の光景だった

美:「死んでる?」

横たわってる女の人が
息をしていなかった…

私は病院に電話した
すぐに救急車がきて
女の人を連れて行った

全て知っている
裕真が、茉莉さんを愛してたこと
裕真が、どんな気持ちで茉莉さんを
抱いたこと…茉莉さんが隆弘の
名前をずっと呼んでたこと
この気持ちは痛いほどにわかった
好きな人が振り向かない気持ち
好きな人が自分の名前を呼んでくれない
気持ち
好きな人が自分の手によって
痛みつけられる気持ち

私は会ってみたかったその
『隆弘』と言う男に…

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