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御曹司と護衛女子

第23章 言葉でしか伝わらないものがある



礼二は黙って無理やり
結城の手を引っ張って
外へ連れ出した


『えっ、

ち、ちょっと!?


どこに行くのよ!!/////』





礼二はホテルをチェックアウトし
海辺へと連れていった。





ザザーーーン………、



綺麗な夜の海

月の光に照らされて
波が白く揺られて見える



そして、目を閉じれば
さざ波の音が聞こえて

私の心を癒してくれる
素敵なメロディーみたいに……、




礼二は結城の肩に
軽く触れ、側へ寄り添っていった。

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