やっぱり君が好き
第2章 高校生
放課後になり、部活に入っていない私となっちゃんは昇降口まで歩いていた。
外からは野球部やサッカー部など
スポーツをする声が聞こえていた。
「これから どーする?」
私はなっちゃんに問いかけた。
「あっ、どっか寄り道してこうか??」
「クレープ屋さん行きたいっ!」
「うん いいよっ」
「わーいっ クレープだぁ♪」
「みおは 相変わらずねぇ」
「なにが~?」
なっちゃんは私が子供っぽいって言いたいんだと思う(笑)
自分でもそう思うから否定はできない。
「なんでもないよっ(笑)」
私はなっちゃんと話しながらあまり前を見ないで歩いていた。
ドンッ
勢いで誰かにぶつかった。
「ご、ごめんなさいっ!!」
急いで謝って前を見ると…