やっぱり君が好き
第2章 高校生
「あっ!!」
そこには、入学式の日に敷地で会った男の人が立っていた。
「また会ったね みお」
「はい……」
って、え?!
なんで私の名前知ってるの?!?!
「みおが教えてくれたんだよ(笑)高木みおです!って」
あぁ、そうだった。
私 名前聞かれて答えたんだよね。
いやいやそこじゃなくて、
心の声がきこえてる?!
「心の声になってないよ。完全に声にでてる(笑)」
「あ、ごめんなさいっ;)」
「ハハッ なんで謝るの?みおは相変わらずおもしろいね」
2人が会話してる間、なっちゃんはポカーンとしてた。
「じゃあ、また会おうね」
そう言って、
私の頭を ポンポンと二回撫でて 歩いて行った。