contract
第5章 case3 【貴方ニ効果的ナ"復シュウ"ヲ】 1
斎と的場君が何かしら企んでいると解っているのに、何も出来ず、また何も起こらず、数日が過ぎようとしていた。
その間、相変わらず斎は、外面良く彼氏であるかの態度をとり続けている。
朝、一緒に教室まで行き、帰りも一緒に帰る。帰ってからも、たまにフラッと出ていく以外は、ベッドも一緒に寝る。
唯一斎がいない授業中は、友達の悠里ちゃんと一緒だけど、暗示がかけられていると知ってからは、どうも疑心暗鬼に陥りつつあり、
悠里ちゃんには罪は無いのに、疑心暗鬼に陥りつつある自分に自己嫌悪したり、
彼氏役を熟し続ける、一歩間違えば監視?ともとれる斎の行動にイライラしたり、
とりあえず、精神的には確実に不安定になっていた。
それすらも、面白がる様子の斎。全く、腹が立つ!!
「余計な予告のせいで、イライラする!!」と文句を言ったら、
「どんな感情でも、俺に囚われてくれるなら、本望」と返ってきた。
・・・ますますムカつく。
その間、相変わらず斎は、外面良く彼氏であるかの態度をとり続けている。
朝、一緒に教室まで行き、帰りも一緒に帰る。帰ってからも、たまにフラッと出ていく以外は、ベッドも一緒に寝る。
唯一斎がいない授業中は、友達の悠里ちゃんと一緒だけど、暗示がかけられていると知ってからは、どうも疑心暗鬼に陥りつつあり、
悠里ちゃんには罪は無いのに、疑心暗鬼に陥りつつある自分に自己嫌悪したり、
彼氏役を熟し続ける、一歩間違えば監視?ともとれる斎の行動にイライラしたり、
とりあえず、精神的には確実に不安定になっていた。
それすらも、面白がる様子の斎。全く、腹が立つ!!
「余計な予告のせいで、イライラする!!」と文句を言ったら、
「どんな感情でも、俺に囚われてくれるなら、本望」と返ってきた。
・・・ますますムカつく。