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第6章 case3 【貴方ニ効果的ナ"復シュウ"ヲ】 2

「目を閉じて、何もかもを見るのを止めたら・・・・・・天国に行ける」

「・・・楽になる?」

「そう」

「・・・・・・どう、やって?」

「こうやって」

今度は、ぬるりと舌が口の中に侵入してくる。舌を・・・絡めて・・・堕ちる感覚。

そして、何かが口移しされる。・・・まただ、とは思ったけど、抵抗する気も無くそのまま、飲み込んで。

直後、ドクンッと何かが、跳ねる。

「そろそろ、絢乃の骨の髄までしゃぶりつくしたいから、ね。嫌なら抵抗してみる?今は結構暗示が効いてるから、抵抗出来ないと、思うけど」

クスクス笑う声か、近くなる。僅かに左に傾いてるから、右耳に顔が近づいて。

「大丈夫、気持ち良くなるだけだから。本能の赴くままに、身体を・・・動かして」

耳の穴に水音が一瞬聞こえ、斎の手が、服の下に潜る感触が、した。

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