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第9章 case4 【私ガ一番デアリタイ】 2

執事モードの的場君が部屋から出て行ったあと、慌てて着替えて、

的場君がセッティングした朝食っぽい物を食べる。サンドイッチにコーヒー、フルーツジュースに果物、ヨーグルトにサラダ。

でも時間は確実に昼食。

そして食べながら、気になり始めている・・・第2図書室。斎との関係はいつの間にか、表向きは元サヤ。

でも・・・まだ知らない事はたくさんあるから。

もぐもぐもぐ、と食べ物を咀嚼しながら、脳内も昨日からの出来事を咀嚼する。

斎の存在を、敵として知っている人がいるらしい。一族、とか言ってたから・・・それなりの人数で。

広野先輩は、何者だろう?斎とは違う人外だろうか?そして、彼は・・・どうなったの、か・・・。

もぐもぐもぐ・・・ん?

テーブルの上にさりげなく携帯が置いてあるのに気付く。そういえば・・・。

「制服って・・・」

脱がれさてそのまま?流石に開かずの扉の向こうだから人は入れない、とはいえ・・・

お嬢様に見つかると、マズイ、よね?

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