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第13章 case6 【オ前ヲ貶メタイ】 2
慌てて、封筒を持って教室を飛び出す。衝動的に。
「あれ?藤沢、もう授業・・・」
というクラスメイトの声が後ろから追いかけてきたけど無視して、飛び込んだ先は、トイレ。
パタンッと周りを気遣うことなく、強引にドアを閉め、開ける。若干手が震えているからか・・・中々上手く開かない。
「何、何なに・・・」
やっとの事であけ、入っていた紙切れの文章を読む。
『ちょっと話があるから、放課後、生徒会室まで、1人で来て。斎には内緒で』
差出人は、黒田生徒会長。
「何で行かなきゃいけないのよ」
寧ろ、もう会いたくない。あんな事があった後だから・・・・・・ん?
封筒には紙だけではなかったらしい。写真らしきものが顔をのぞかせている。
「何だろ」
何も考えず、写真を取りだ・・・。
「・・・・・・・・・」
一気に顔が強張る。明らかに隠し撮りと解る、写真だけど、これを同封したという事は・・・。
『来なかったらどうなるか解るよね?』という、脅しにしか見えない・・・。
「あれ?藤沢、もう授業・・・」
というクラスメイトの声が後ろから追いかけてきたけど無視して、飛び込んだ先は、トイレ。
パタンッと周りを気遣うことなく、強引にドアを閉め、開ける。若干手が震えているからか・・・中々上手く開かない。
「何、何なに・・・」
やっとの事であけ、入っていた紙切れの文章を読む。
『ちょっと話があるから、放課後、生徒会室まで、1人で来て。斎には内緒で』
差出人は、黒田生徒会長。
「何で行かなきゃいけないのよ」
寧ろ、もう会いたくない。あんな事があった後だから・・・・・・ん?
封筒には紙だけではなかったらしい。写真らしきものが顔をのぞかせている。
「何だろ」
何も考えず、写真を取りだ・・・。
「・・・・・・・・・」
一気に顔が強張る。明らかに隠し撮りと解る、写真だけど、これを同封したという事は・・・。
『来なかったらどうなるか解るよね?』という、脅しにしか見えない・・・。