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第13章 case6 【オ前ヲ貶メタイ】 2
その日、生徒会長から連絡は無かった。
連絡があったとしても、携帯を見る事が出来なかったから、あまり意味は無いけど。
・・・斎が離してくれなかったし。
そして、続く、普通の日々。
時と共に、薄れていく漠然とした不安感。このまま何事も無ければ、いいななんて思っていた。
何事も無く3月に入り、学生としては山場であるテストも何とか終わり、気が付けば明日から春休み、という今日。
修了式も済み、この教室で過ごすのも最後だな・・・なんてのんきに考えつつ、何時も通り迎えに来る斎を待っていた時だった。
メール着信音。
珍しい。斎かな?と軽い気持ちで開くメール画面。
・・・・・・そこには。
『今日、22時。宴があるから、忘れない事。詳しい事はまた連絡する』
という黒田生徒会長からの文面を
目が捉え、た。
連絡があったとしても、携帯を見る事が出来なかったから、あまり意味は無いけど。
・・・斎が離してくれなかったし。
そして、続く、普通の日々。
時と共に、薄れていく漠然とした不安感。このまま何事も無ければ、いいななんて思っていた。
何事も無く3月に入り、学生としては山場であるテストも何とか終わり、気が付けば明日から春休み、という今日。
修了式も済み、この教室で過ごすのも最後だな・・・なんてのんきに考えつつ、何時も通り迎えに来る斎を待っていた時だった。
メール着信音。
珍しい。斎かな?と軽い気持ちで開くメール画面。
・・・・・・そこには。
『今日、22時。宴があるから、忘れない事。詳しい事はまた連絡する』
という黒田生徒会長からの文面を
目が捉え、た。