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第15章 case6 【オ前ヲ貶メタイ】 4

「お互い様・・・か」

だったりは、する。

絢乃の意識は微睡んでいるようだ。恍惚な表情のまま。

「俺はまだし足りないがな」

骨の髄までしゃぶっても足りない気がする。一瞬満たされたとしても、この渇望感は何だ?

既にお互い服は無い。布きれなど邪魔でしかなく、身体の下にあった掛布団も、ふわふわして邪魔なので途中で剥ぎ取り、

白いシーツに所々ぽつぽつと濡れた痕が残る。それは汗であったり、粘着性の白濁した液体の名残であったり・・・。

股を開かせれば、しとどと濡れた部分が、誘いをかける。否、誘われたいと思うのは、俺だろう。

「そろそろ続きをしようか。絢乃。あいつらが宴を楽しんでいて、俺たちが宴をしてはいけないという事はあるまい?」

返事は無い。が、あっても無くても関係なかった。ゆっくりと絢乃の中に沈めれば・・・。

「・・ぁぁん」

ちゃんと反応が返るのだから。

そのままゆっくりと抜き差しを始める。少しずつ反応が良くなる。腰の動きに同調する課のように、絢乃も動かして、同じように快楽を貪る。

「・・ぁぁんっっ、イイ・・・」

夢うつつのままでも、同調する彼女は、これまでの調教の賜物、と言って良いかも知れない。

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