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「・・・ぅん」

斎の舌が、口内を蹂躙していく。

宴が終わった頃から、斎は節操なしになりつつある。屋敷の中限定、だけど。

佐倉紗香、という存在が邪魔ではなくなったと同時に、スキンシップの量が増えた。

・・・勿論、普通に考えるスキンシップではなく・・・若干どころか相当エロチックな・・・。

キスは当たり前。服の上から触れるのも、下手すれば服の間から手が滑り下りるのも、

勢いでそのまま・・・セックスになることもある。

屋敷の中限定、だから、場所は関係ない。部屋は勿論、玄関だろうが、洗面所だろうが、お風呂に入る前後、廊下・・・。

一応、廊下などは屋敷内の人がいない時間帯を狙って・・・いるらしいけど、唯一の例外は的場君。

的場君は宴の最中に私の全裸を見たという事実から、居ても居なくても関係ないらしく、

的場君が傍で黙々と作業をする傍らで、立ったまま後ろから突っ込まれた日には、もう・・・。

今の斎は、猫か何かが盛るかのよう・・・。

勿論初めは、それなりに抵抗はしていたけど、抵抗なんて意味を成さなかった。

数か月たった今は、ほぼ諦めたと言った方が正しい。