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第22章 case9 【思惑乱レル妨害ノ手】 2

脳内で蘇るのは、あの夏の自分の部屋。屋敷に帰らない斎の巧妙な仕掛けによって、夜セックスしたくて堪らなくなって・・・、

最後までしなかったけど、何回も何回も身体を委ねた相手の指を思い出した。

「ァん、たもつ、さん・・・もっと欲しい・・・」

指だけでは我慢出来なくなって、急反転して台から降りて、

目の前のズボン等を慌てながらずり下ろして、

既にいきり立っているモノを躊躇する事無く、一気に口に含むと、

独特の匂いが鼻を伝い、ますます興奮してきた。

「淫乱女」

「だって、タマラナイッ」

「じゃあ、コレをぶち込まれたいとか?」

ゾクゾクする。あの頃、入れてもらいたいという気持ちが全くなかったといえば嘘になるから。

「・・・ふふ、いいよ」

「それもナマで?」

今はしたくてしたくてタマラナイのだから、入れてもらえるなら何でも、イイ。

それ以上は返事をせず、お尻を突き出し、両腕を台に乗せ、

念願のモノが入る瞬間を待った。

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