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1年3組

第2章 転校

わたしは、転校がいやだった。
今の友達とわかれたくなかった。
でも・・でも・・
しょうがなかった。
もう体は限界だ。
これ以上たえられなかったから・・。
それに・・
今まで、誰にも話したことがないが・・
実は、わたしには、超能力がある。
人が考えていることがわかるのだ。
また、わたしがさわると、ものが浄化される。
たとえば、犯罪者。
小さい頃、殺人犯とでくわした。
そのとき、殺人犯は、わたしを人質に
とろうとした。
しかし・・殺人犯がわたしにふれたとたん、
銃をおろし、降伏したのだ。
ほかにも、こんなことが多々あった。
わたしは、この事を誰にも言わなかった。
・・・今までは。

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