
1年3組
第2章 転校
それがばれたのは、ある男を助けたからだ。
いつも通り病院から帰ってくる途中、
"やめろ!誰か・・誰か!"
と心でさけんでいる声が聞こえた。
急いでそこへ向かうと、
自分と同じくらいの年の男が、
誘拐されそうになっていた。
わたしが来たことに気づかない誘拐犯は、
相変わらず何とか捕まえようと
頑張っていた。
わたしは、
『はぁ・・。』
と、自分の影の薄さにため息を
つきながら、
パシャ☆
ケータイで写真を撮った。
そしてわたしに気づいた誘拐犯に、
『もう証拠写真撮ったし?諦めたら?』
と言った。
誘拐犯は、
「クソ!」
いつも通り病院から帰ってくる途中、
"やめろ!誰か・・誰か!"
と心でさけんでいる声が聞こえた。
急いでそこへ向かうと、
自分と同じくらいの年の男が、
誘拐されそうになっていた。
わたしが来たことに気づかない誘拐犯は、
相変わらず何とか捕まえようと
頑張っていた。
わたしは、
『はぁ・・。』
と、自分の影の薄さにため息を
つきながら、
パシャ☆
ケータイで写真を撮った。
そしてわたしに気づいた誘拐犯に、
『もう証拠写真撮ったし?諦めたら?』
と言った。
誘拐犯は、
「クソ!」
