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夏、空。

第4章 水色



保健室を出て、教室に行く。

本当は行きたくなかった。
あんなことがあったら、誰だって嫌だと思う。


でも、優翔くんに会いたい。

最近の私は優翔くんに会うために学校に来ている気がする。


昨日みたいにどれだけ考え込んでも、結局は諦める気なんてさらさらないんだ。

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