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夏、空。

第7章 朱色



ふと優翔くんと目が合い、微笑んでくれた。


私は少しだけ笑い返して、すぐに視線を逸らす。

恥ずかしい…。
というか照れる。
優人翔くんは単なる友達としか思われていないだろうけど、私からしたら特別な人。


窓から空を眺める。

暑さはともかく、夏の空が私は大好きだ。

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