嵐LIFE~with潤
第20章 18.初めて…
そしてついにライブ前日…
私はいつもより早く帰宅して明日の服を選んでいた。
「何にしよーかなー…」
迷っていると潤が帰ってきた。
『ただいまー
何やってんだ?』
「明日の服選びっ!
どんなのがいいのかぁ…
あんまり派手なのは良くない?」
『いや…
派手な方がいいかもしんね
みんなスゲーから…
俺らの衣装真似して作ってるファンだっていんもん』
「ホントに!!?
はぇー…
そこまでできないや…」
『普通の格好でいいんだよ!
気にすんなって』
「気にするよ!」
私は明日の服を選び準備万端。
「楽しみだなー」
『静奈、夜公演だよな!』
「うん!」
『終わったら楽屋来ていいから。一緒に帰ろう』
「いいの?
もっと楽しみになってきた!」
私はワクワクしながら布団に入った。
次の日…
朝起きると潤はすでにいなかった。
机には置き手紙があった。
『チケット忘れるなよ!!』
そんな子供じゃないんだから分かってる…
私はその手紙をみてそっと微笑んだ。
「さて!
掃除に洗濯と…
やることは沢山あるぞっ!」
私はライブの時間まで家を隅から隅まで片付けた。