無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

『あ…
待って…
現場に忘れ物した
ちょっと戻ってくれる？』



マネージャーは言われた通り車をUターンさせてまた撮影現場に戻った。



『俺一人で行けるから』


そういいのこし潤は車を降りた。


マネ「大丈夫ですか？」


「すいません…
気を使わせちゃって」


マネ「私は大丈夫ですよ」


「どうやってドッキリばらそうかなぁ…」


マネ「このさい普通に座ってたらどうです？」


「そうですね(笑)
そうします」



私は車の2列目に黙って座った。


早く帰ってこないかなぁ！



すると潤が向こうから走って帰ってきた。



『よっと！
オッケー！
わ！静奈？
なんでいんの？』



「えへへ…
忘れ物！」



私はさっと持ってきたお弁当を見せた。



『あ！
持ってきたつもりだったな…
サンキュー！』


潤は早速お弁当を開けた。



『こったな～
何時に起きたんだよ…
俺全く気づかなかった(笑)』



「何時に起きたかは秘密！
味は保証しません(笑)」



『静奈が作ったんだからうめーに決まってんだろ！』