嵐LIFE~with潤
第9章 8.まさかの訪問者
『しーずーな!
おい!しっかりしろよ!』
「だ、だって!
人生の半分藤ヶ谷くんのファンでいたのが急に目の前に藤ヶ谷くんがいるんだもん…
そりゃ固まるし興奮するよ!」
太『ありがとうございます(笑)嬉しいなー!』
玉森くん、北山くんもいるのに悪いなと思ったけど、やっぱり藤ヶ谷くんにあえて私は死んでもいいとこの時思えた。
「ご飯用意しますね!」
太『あ、何かお手伝いしましょうか?』
「いや、座っててください。
けがでもさせたら私…」
太『はははっ!
大丈夫ですよ!
ちょっとけがしたぐらい』
「じゃ、じゃあお願いします」
太『はい!
何したらいいですか?』
私がお願いすると藤ヶ谷くんはさっと慣れた手つきで用意を始めた。
かっこいいなー…
太『お鍋ふいてますよ!
あの…静奈さん!?』
「あ、あー!!
すいません!けがないですかー!」
太『だから(笑)
大丈夫ですって!』
私たちは笑いながら用意をした。
たった10分ほどだったけど夢のような時間だった。