嵐LIFE~with潤
第17章 16.まさか…
待ち合わせの時間…
あたしは仕事が長引いて待ち合わせ時間に間に合わなかった。
レストランに先に行っててもらった。
あたしがレストランに着くと、静奈と見知らぬ男の人がいた。
「静奈お待たせー
ん?この方は…?」
その人は顔が見えないくらい深く帽子を被っていた。
あたしが尋ねるとその人はすっと帽子をとった。
『初めまして。
松本潤です…』
「え…
ま、松本潤?本物?」
静奈「あのね…
今日潤も一緒に来たのは訳があって…」
「ん?」
『お前…俺と静奈が付き合ってること事務所に話したろ?
お前の事務所からばらされたくなかったら言うこと聞けっつって要件バカほど突き付けられて困ってんだけど。』
「あ…
ごめんなさい…」
『ごめんなさいじゃねーよ!』
静奈「潤!ここレストランだから怒鳴らないで…
とにかく…今すぐ社長に言ってこんなことやめさせてくれない?じゃないと私たち別れなきゃ行けなくなるの…」
静奈はうつむいて話を続けた。
静奈「麻由夏は友達だと思って信頼して話したのに…
まさか…こんな事になるなんて…」
「ごめんなさい…
後で事務所戻って確認してくるから…
今はあたし何も知らないから何とも言えないけど…」
『は?
ざけんなよ…』
静奈「潤!
分かった…
私たち、いい知らせ待ってるから…
今日はこれで失礼するね…
潤、行こっ…」
『いいのかよ!
今すぐ確認させないで!』
静奈「いいの…
私…麻由夏の事…
信じてるから…」
静奈はそういって店をでた。
あたしは急いで事務所に確認をとった。
やっぱり犯人は社長だった…
あたしは今すぐ撤回しないと事務所をやめると社長に言うと、それは困るから撤回すると言って撤回してくれた。
これで静奈にいい知らせができる。