
ブルースカイ
第14章 明美
翌日、飯の買い物ついでに、作詞作曲の本を2・3冊買った。
詞の種類とか、構成については何となく理解できた。結局、ある程度のルールに沿えば、決まった形にこだわる必要はないねんな。
作曲はちんぷんかんぷんやわ、何が書いてあるかは理解できるけど、実践できそうにないわ
フミに相談してみよ。早速、メールを打つ。昨日があれやし、今日は寝とるやろうな。
その直後、明美から電話がかかってきた。
「聡、曲進んでる?」
「進まへんけど、作詞作曲の本買うたわ。ちんぷんかんぷんやけど本題はそれやないんやろ?」
「当たり。浩平と喧嘩したん。」
「何があったん?」
「うち、フミと仲良くしてほしいだけやねん。それ言うたら、怒り出して、俺とフミ、どっちが大事なんとか言い出してん。どっちも大事や言うたら、口も聞いてくれへんねん。」
「コウもガキやな明美、ただ単に幼馴染みとして仲良くしてほしいんやろ。でも、それは今は無理やで。会話も基本、俺、通すし。まだコウ、疑心暗鬼やから、時間が必要やねん。」
「大概やな。聡辺りと付き合っとったがマシやったわ」
詞の種類とか、構成については何となく理解できた。結局、ある程度のルールに沿えば、決まった形にこだわる必要はないねんな。
作曲はちんぷんかんぷんやわ、何が書いてあるかは理解できるけど、実践できそうにないわ
フミに相談してみよ。早速、メールを打つ。昨日があれやし、今日は寝とるやろうな。
その直後、明美から電話がかかってきた。
「聡、曲進んでる?」
「進まへんけど、作詞作曲の本買うたわ。ちんぷんかんぷんやけど本題はそれやないんやろ?」
「当たり。浩平と喧嘩したん。」
「何があったん?」
「うち、フミと仲良くしてほしいだけやねん。それ言うたら、怒り出して、俺とフミ、どっちが大事なんとか言い出してん。どっちも大事や言うたら、口も聞いてくれへんねん。」
「コウもガキやな明美、ただ単に幼馴染みとして仲良くしてほしいんやろ。でも、それは今は無理やで。会話も基本、俺、通すし。まだコウ、疑心暗鬼やから、時間が必要やねん。」
「大概やな。聡辺りと付き合っとったがマシやったわ」
